BMWに乗っていて、モニターをお使いの方で気泡が発生している。一体、原因は何なのか。症例は数多く拝見させて頂いております。モニターの構造や環境にも要因があるようです。そもそも、ディズプレイは層構造になっており、湿気や温度の変化で影響が出てしまいます。複数の層でできている事から、層の間に微細な空気が入る込む事により気泡が発生します。気泡が発生すると時間とともにひび割れが広がるなど悪化していくのです。車内は温度が湿度が急激に変化しやすい空間です。また長時間の使用による劣化にも関係しています。このことからモニターに気泡が発生する事が多いのです。

修理は可能です。気泡の発生は軽度であればモニターの分解、再接着等で修復は可能ですが、再発のリスクは何とも言えません。完全に排除するの難しいです。また気泡の範囲が広範囲であればモニターの交換になります。しかし、BMW純正の新品モニターに交換になると50万円以上の高額費用に。中古品などを利用すれば、コストを抑える事が可能です、しかし、中古品には品質にばらつきがあるため、どの程度もつのか。悩ましいところでもあります。BMWモニターの気泡問題には、複数の方法がありますがそれぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の使用状況や予算に応じて最適な選択をして頂くのが重要なポイントです。